2017年9月22日(金)22時58分頃、東武アーバンパークライン(東武野田線)が走る柏駅〜新柏駅区間にて火災が発生。

架線から火花が飛び散り、運河駅 〜 六実駅間の運転が長時間に渡って見合わせる事態となりました。

時系列を追いながら、今回の電線火災の状況を振り返ります。

火災発生時の様子

火災発生時は金曜日の終電間際であったため、多くの人が帰宅途中というタイミングでした。

「野田線が止まった」という情報が錯綜する中、NHK NEWS WEBにて火災発生から30分後に正確な情報が届くことになります。

東武野田線 電線から火花 運転見合わせ 9月22日 23時27分

また、NHK総合では速報テロップが流れたこともあり、千葉北西部のローカルの内容にも関わらず、今回の火災情報が日本全国に届けられました。

火災現場では長時間の消火活動

柏駅 〜 新柏駅区間の架線から火花が飛び散り、現場では懸命な消火活動が続きました。

改札や駅のホームには人が溢れる

架線火災の復旧が長引いたことにより、柏駅は停電状態になりました。

また、今回の火災発生時刻が終電間近だったこともあり、23日(土)0時30分のタイミングで東武野田線の営業が終了。

駅に残された人々は帰宅困難な状況に陥り、知人や家族のお迎えを待つ人、タクシーの長い列に並ぶ人が駅周辺に溢れました。

いざという時に備えて「帰宅困難時の対策」をチェックしよう

今回の架線火災は、柏周辺にて多大な影響を及ぼしました。

帰宅困難者が多く生まれたことから、改めてこうした災害対策を見直す機会になったとも言えるでしょう。

いざという時に備えて、帰宅経路や居住地周辺の行政機関が発信する情報を、必ずチェックできる準備を行いましょう。

柏駅周辺帰宅困難者等対策ネットワークについて | 柏市役所