はじめまして、佐田真人と申します。
千葉県の柏市。最近「まちづくり」という言葉を見たり聞いたりする方もいらっしゃると思うのですが、柏市はまさに、これからのまちづくりを率先して行なっている場所でもあります。
柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)で
「まちづくりスクール」の会合が行われていました
最近では再開発が行われ、多くの方が訪れる場所が続々と生まれているのですが、今回ご紹介するのもそんなスポットの一つ。今年できたばかりのショッピングエリアになります。
コンセプトは「子どものいる暮らし」
東京・秋葉原から電車「つくばエクスプレス」に乗り約30分。「柏の葉キャンパス駅」が最寄駅。
広々とした印象がわかる柏の葉キャンパス駅。駅周辺はショッピングモールやカフェ、コワーキングスペースやホテルで賑わっています。
ここから徒歩10分ほど、高架下沿いを歩いた先に、ある建物が目に見えてきます。
程よい青と緑の中に立つ建物。こちらが今回ご紹介するショッピングエリア「柏の葉T-SITE」。
T-SITEといえば、東京の代官山、神奈川の湘南、そして大阪の枚方に3店舗あるのですが、2017年3月2日(木)に4店舗目となる「柏の葉T-SITE」がオープンしました。
T-SITE、実は各店舗ごとにコンセプトが異なるのはご存知でしょうか?
柏の葉T-SITEのコンセプトは「子どものいる暮らし」。
そのコンセプト通り、子ども連れの家族でもゆったりと過ごせる造りになっており、心置きなく家族で楽しめる空間が広がっています。
それではさっそく「蔦屋書店」の店内を見ていきましょう。
衣食住が同じ空間に揃う心地よさ
店内に入るとメインの通りがまっすく伸びており、その通りを中心とし左右に各専門店やフロアが配置されています。
個人的に印象的だったのが、物理的に書店と飲食店の距離感が近いということ。
本を中心としつつも、その中に溶け込むような形で各専門店が入っているのは、T-SITEならではの魅力ですよね。
本を読んだあとは自然と各専門店のフロアに足を運んでしまう、本と専門店を行き来するような楽しみ方ができます。
そして蔦屋書店で忘れてはいけないのが「スターバックス」。いたるところにあるスターバックスですが、こちらは本棚と一体化した外観がとても可愛らしいです。
本を読んでは少し休憩がてらにカフェに立ち寄る。そんなサイクルを同じ空間で実現できるのはやっぱりありがたい。
正直なところ蔦屋書店は知名度も高く、たくさんの方が訪れるので、代官山のT-SITEに訪れたときは席を探すのも一苦労。
一方で、柏の葉T-SITEは店内全体が歩きやすく、どこで本を読んでいたとしても、カフェまでの道のりがとてもわかりやすい。
一見地味なことですが、休憩スペースまでの導線設計がシンプルで、どこからでも行きやすいということは、とても大事なこと。
この日は休日に訪れたにも関わらず、豊富な席とスペースのおかげで、席探しはあまり苦労せず、ゆったりと過ごすことができました。
1Fの詳細店舗については、公式サイトにて、一覧でまとめられています。
2Fに上ると、そこは一面子ども向けフロア。児童書がたくさん並び、1Fよりもやや広々とした空間が広がっています。
その開放感あふれる空間の秘密に一つ、この吹き抜けが大きな役割を果たしています。
2Fから見る1Fの景色。吹き抜けがあると、ついつい覗き込みたくなってしまうのは僕だけですか?
この吹き抜けの壁にも本がたくさん並んでいます。
そしてスターバックスの上の本棚。実はこの吹き抜けに繋がってるんです。2Fからも1Fの雰囲気を感じることができ、ユーモアがあって楽しいですよね。
柏の葉T-SITE目の前のアクアテラスも忘れずに
店内も存分に楽しんだ頃には、夕日が暮れ始めていると思います。
最後に店内だけでなく、ぜひ目の前の散歩コース「アクアテラス」も訪れてみてください。
今の季節ならホットコーヒー片手に、おしゃべりしながらぐるっと一周。外にも座れるスペースがあるので、最後はそちらで休まれてはどうでしょう?
夜にはちょっとしたライトアップもされているのでぜひ。
今回初めて訪れた「柏の葉キャンパスT-SITE」。
「子どものいる暮らし」というコンセプトの通り、ファミリー層でもゆったりと過ごすことのできる空間が拡がっており、とても安心感のあるショッピングエリアでした。
一人で訪れるも良し、友達、カップルで訪れるも良し。それぞれに合った楽しみ方ができるので、ぜひ、みなさまならではの過ごし方を見つけてみてください。